わが国の航空産業の現状・高度成長までの航空産業

  1. 連絡事項 -
  2. プリント - 0
  3. 出欠・小テスト - LCCとは何か。これはイギリスでは何と呼ばれているのか。また、その (後者の) 簡単な事例を述べよ。
  4. ノート
      1. ハブ空港使用の弊害
        1. 航空機の利用が集中、慢性的な渋滞
        2. 長い待機時間、遅延が恒常化
    1. わが国の航空産業の現状
      1. 航空産業への新規参入が実現 (1998年)
        1. スカイマーク、AIRDO
      2. 1998年 クローズアップ現代NHK) のビデオ等
        1. スカイマークエアラインズが、ドル箱路線に新規参入した (東京 - 福岡 間)
        2. 大手は、それに伴って特定の便に限って値下げ圧力をかけた。
        3. 航空業界は規制緩和の方向へ動いている。
        4. どうやって既存の路線の半分の料金を実現したのか?
          1. 機体はリースした (コストの16%)
          2. 整備費は既存の会社よりも高い
          3. 機体表面に広告をのせた
          4. 機体当たりの座席数を増やした。
          5. 人件費削減のため安い労働力 (例:外国人,OB,パイロット、契約社員の客室乗務員) を使用。
          6. 旅行代理店を通さず、電話やコンビニなどを使用
          7. 搭乗率が7割を超えたら半額を続けたい
          8. 日本の運賃は外国 (アメリカ、東南アジア、等) と比べて割高
          9. 日本エアシステム (業界最大手) の路線の7割は赤字。だから、赤字路線は切り捨てた。
          10. 日本航空は、2つの赤字路線を子会社にうつした。
          11. コメンテーターは、生っ粋規制緩和論者
          12. 内部補助により赤字路線を維持する。
      3. 大手航空会社の経営統合が進展 (2002年)
        1. 日本航空システム = 日本航空JAL) + 日本エアシステムJAS
      4. 2大航空会社の激突と競争激化
        1. 全日空ANA) と日本航空システム
      5. 多様な運賃やサービスの提供 (例:バースデーサービス - 1万円でどこにでも行ける)
    2. 高度成長までの航空産業
      1. 政府による需給調整規制の実施 - 供給過多にならないよう新規参入を規制する
        1. 航空法 (1952年) によって規制秩序が確立。