2004-04-19-Monday

講義 講義名="日本経済論">
<教員>宮原勝一
<日付>4/19
<配布プリント枚数>p1〜2
<連絡事項>

  1. 国民経済計算とは
  2. 93SNA
    1. 一国経済の状況について、フロー面とストック面を記録する国際的な基準企業でみれば企業会計原則に相当。
  3. フロー (流れ):生産、消費、投資などの支出、所得
  4. ストック (蓄積):資産、負債
  5. 1998年以降 - 「国民経済計算の体系 (68SNA)」を採用
  6. 2000年より - 「1993年国民経済計算体系 (93SNA)」を採用。22年ぶりの改定
  7. 改定の背景
    1. 経済社会のグローバリゼーションや情報化の進展
    2. 金融機関や金融市場の多様化、複雑化
  8. 主な改定項目
    1. コンピュータ・ソフトウェアの購入を投資として計上
    2. 医療費 (保険負担分) を民間消費から政府消費へ
  9. 企業による設備投資とは、機械や工場などへの投資のこと。
  10. OECD加盟国の中で名目GDP(14年)は、アメリカに次いで第2位 3983.5 (10億ドル) - P2図表5を参照。
  11. 1人あたり名目GDP(14年は)第6位 - 31277ドル
  1. 生産・分配・支出の関係
    1. 国内総生産GDP) = 国内産出額 - 中間投入
    2. 国内総支出(GDE) = 消費支出 + 資本形成 + 純輸出
    3. 国内総所得(GDI) = 雇用者 + 固定資本減耗 + 営業余剰 + 純間接
  1. 3面等価の原則
    1. 一国経済の活動は、生産面、分配面、支出面から見ても全て等しい。